ディズニーの裏側 人気の秘密 ブランド力の違い

 

今回は絶対的なブランド力をもつディズニーについて

 

裏側の秘密からブランド力についてせまる。

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ディズニーの経営層がリーダーに必須と考えている要素が2つある

・独自性

・カリスマ性

ディズニーのような新しい事業をする場合は、この2つを身に着けたリーダーが必要不可欠。独自性がないと新しいものは生み出せないし、カリスマ性がないと良さを生み出せない。

 

 

何かしら行動するときはscse(エスシーエスイー)という教えがある

・S セーフティ 安全

・C コーテシィ 礼儀

・S ショー 景観(見た目やBGM)

・E エフィシエンシー 効率

優先順位は上から順。まずは安全が第一に行動しなさい。次に礼儀。その次に初めて景観・見た目・清潔感を大事にしなさい。と。最後に効率。

 

 

 

基本的に全てガイドラインに沿った行動・教育

ディズニー(オリエンタルランド含む)の品質の良さは、整った教育環境にある。徹底して具体的に教育することで、全体のクオリティを上げている。

 

 

 

キャストの人数や費用

キャストは全部で約22000人。1日では約10000人のキャストが働いている。カストーディアル(掃除している人)はその中の1割。カストーディアル(掃除)にかける費用は宣伝費と同じらしい。セーフティを大事にしているためもあり、閉園後の清潔さの基準は赤ちゃんがはいはいできるくらい綺麗にという教えがある。

 

 

建築前~現在の評判

ディズニー創設時には舞浜の海岸部を全て埋め立てて作った。当初700億の予定が液状化などの問題もあり、実際1800億に至った。当時日本の遊園地娯楽はそこまで需要はなく、ましては絶叫系アトラクションのないテーマパークは事業失敗するだろうと世間からは言われていた。

 

埋め立て途中、関係者ら集まって人文字を作って航空写真で撮影なんかもして、建設は進み東京ディズニーランドが創設された。

 

開演セレモニーは7000人と少なかった。3年で終わるといわれており、成功を謳うものは叩かれた。

 

 

ディズニーのブランディングが顕著に現れたのは東日本大震災の時だ。ディズニーは日ごろから震災訓練をしていたため、キャストは迅速に対応。また、SCSEのセーフティに従い、売り物のぬいぐるみをヘルメット代りにして対応した。

 

 その迅速で丁寧な対応が功をそうし、ディズニーのおもてなしの凄さは一流ということで世間からは褒められ、見直された。

 

今では年間3000万人を超える来場者数の人気のテーマパークとなった。( 一般的なテーマパークは4~500万人/年)

 


ミッキーなど、キャラクター性の徹底

ディズニーはなんといってもブレないキャラクター性。ミッキーは1匹。中の人などいない。同時に2匹みることはない。グリーディング施設も毎回洗礼されたキャラ対応でブレがない。その徹底した対応が満足感・リピートにつながっている。ブランディングを徹底して重要視している。

 

 

経営理念

 ディズニーの経営理念はハピネス(幸せ)。ハピネスに背くことはやらない。ハピネスになることを続けている。

 

 

ディズニーの裏側

出入り口

我々ゲストの入り口は1つだが、キャストが出入りできる場所は60~70箇所もあり、そこを通じてサービスが提供されている。そしてなんと、出入り口の内側には全身鏡があり、”初演の気持ちで”と書かれている。

 


雨の日の来場者数

朝から雨の場合、来場者数は大体3割減る。雨予報だけど晴れた日は1割減る。昼から雨だとそんな減らない。

 

 

フロリダディズニーリゾート

フロリダは網の目の地下通路で複雑。山手線の1.5倍の広さで4つのテーマパーク。広すぎるせいか滞在平均1週間。

 

 

最後にティンカーベルの雑学

ディズニーランドの正面にある大きなホテル ディズニーランドホテル。その一番上にティンカーベルがいる。小さく見えて、実は150センチもある銅像。アニメでの大きさは10センチ程度だが、10センチにしてしまうと遠くから見えなくなるため、150センチとしているよう。

 

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